時間があったら、何をやりたいですか?
旅行へ行ったり、ゆっくり過ごしたり。趣味に没頭してみたり、新しい挑戦をはじめてみたりするのも良いかもしれません。
私は、次にやることを決めずに仕事を辞めました。
まず始めたのは、それまでお世話になった方々へのご報告でした。
日々のお礼を後回しにしてばかりいたので、一人ひとりにごあいさつをして、話を聞いてもらう時間は、自分の凝り固まった思考を見つめ直す良い機会になりました。
一番はじめに時間をいただいた経営者から、
「時間をかけて次のこと、ゆっくり考えると良いよ」
とアドバイスをいただきました。
仕事を辞めると、「次は何をするの?」と聞かれます。
でも、せっかくできた時間。だったら、いろいろな人に会って、知らなかったものを見て、それから考えてみてもいいと思うようになりました。
想像以上に、世の中はAIだった
紹介を頼って話を聞いたのは、「AI」を使いこなす経営者の皆さんでした。
私も文章作成などにAIを使ってはいました。
ところが話を聞いてみると、
「想像以上に世の中はAIなんだな」
と思い知らされるような出会いが続きました。
そのなかでも印象的だったのが、
「AIとの併走で、誰でも一晩にして肩を並べるだけの知識を得ることができる」
という言葉でした。
肩をつかまれる側からしてみれば、一瞬の出来事に戸惑います。
もちろん、AIが出した答えが正しい知見なのか、自分で判断する力は必要です。
それでも、これまで専門家にしかできないと思っていたことに、少なくとも手を伸ばせる。
この「肩を並べられる感覚」は、AIを使った人の多くが感じるのではないでしょうか。
それから、いろいろなAIを少しずつ触ってみたり、オンラインセミナーに参加してみたり、自分で使えそうなツールをウェブ上に公開するところまではできました。

AIが作ってくれただけですけどね。まだまだ、たまねぎ剣士です。
それでも、これまで利用しきれていなかったテクノロジーに触れる、貴重なきっかけになりました。
前職を活かすか、新しいことをするか
人に会い、世の中のトレンドやアドバイスを聞くうちに、次の仕事について二つの方向を考えるようになりました。
「前職を活かした仕事」をするのか。
それとも、「新しいチャレンジ」をするのか。
ダーマ神殿というハローワークに行ったとしても、転職後のレベルを想定しておかなければ、冒険することはできません。
前職をそのまま活かそうとすると、業界はかなり絞られます。
転職サイトを見ても、そもそも業界として設定されておらず、「その他」を選ぶしかないこともあります。
一方、新しいチャレンジを選ぶなら、「やりたいこと」を明確にする必要があります。
やりたいこと……?
何?
困った。
仕事を探す前に、自分がこれまで何をしてきたのか。
これから、どこで、誰と、どんな仕事をしたいのか。
そして、自分が暮らしている石巻というまちは、これからどうなっていくのか。
少し時間をかけて考えてみることにしました。
すると、「次の仕事」の話だったはずが、だんだん「石巻のこれから」の話になっていきました。
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